福島県市議会議長会の臨時総会が喜多方市議会議場で開催され、正副議長で出席しました。
11月8日は、福島県市議会議長会の臨時総会が喜多方市議会議場で開催され、正副議長で出席しました。国県等関係機関への要望事項について、各市提出議案は全部で21議案。提案理由の説明は、各市議会の副議長が担当。最初に、議案第1号は福島市提出の「福島駅東口市街地再開発事業の財政支援について」で、私が提案理由の説明を行いました(写真①)。
「ホテル辰巳屋や中合の閉館などにより、市街地活性化に向けた再構築が急務となっています。福島駅東口においては、市街地再開発事業が進められており、現在は本格的な解体工事を行っているところです。商業や街なか居住棟の都市機能の充実や、交流人口の拡大などを図るため、官民連携により事業を推進しておりますが、今後も引き続き、中心市街地の賑わいの核となる事業として、早期完成を目指し、精力的に事業を進めてまいります。つきましては、県都ふくしまの玄関口として、県都にふさわしい魅力あふれる拠点を形成し、県北全体さらには、県下全体に貢献できる風格ある県都とするために、福島駅東口地区市街地再開発事業の実施にあたり、事業が円滑に進むよう、特段の配慮を要望いたします」
各市からの国県等関係機関への要望として出された21議案の中で、いくつか気になったものを上げますと、「議案第5号 特別支援学校・学級等への教員等の適切な配置を求めることについて」(いわき市)、「議案第10号 産科医療の確保について」(相馬市)、「議案第12号 医療的ケア児が保育所・学校等へ通うための支援の拡充について」(二本松市)、「議案第16号 ALPS処理水の海洋放出への対応について」(南相馬市)、「議案第17号 県道の整備促進について」、「議案第19号 自治体DX推進に係る財政支援について」(本宮市)などです。
9日は、喜多方市2日目。午前中の視察で、「ひとづくり・交流拠点複合施設アイデミきたかた」など3か所を訪れました。特に、複合施設内の「喜多方市屋内子ども遊び場・めごぷらざ」(1~3F・写真②)の施設の充実さには、参加者から賞賛の声が出ました。東北地方最大級のネット遊具や「運動神経が好くなる36の動作」が体験できる魅力ある大型遊具などが配置(1クール75分間・1人200円)。特に、2階に設置されてスタートからゴールまで50メートルのランニングサークルは、「ウマのはやさ」「チータのはやさ」「カメのはやさ」「ウサギのはやさ」から選んで、光の点滅との競争です。子供たちの喜ぶ姿が見えてきます。