福島西部環状道路建設促進期成同盟会の要望活動として、国土交通省東北地方整備局と福島河川国道事務所へ。

11月1日は、福島西部環状道路建設促進期成同盟会の要望活動として、国土交通省東北地方整備局と福島河川国道事務所に伺いました。建設促進期成同盟会長の渡邊福島商工会議所会頭の説明に続き、副会長の議長代理として補足説明、同じく田中副市長から福島市からの3点にわたる要望説明がありました。福島西部環状道路建設促進期成同盟会の要望は次の通りです。

1.道路整備予算の確保についての要望

・経済復興と地方創生のための積極的な道路整備

・公共事業関係費の大幅な増額と長期的・安定的な予算の確保

・平常時・災害時を問わず機能する道路ネットワークの整備推進及び都市圏競争力の強化

・老朽化対策、防災・減災、国土強靭化対策に必要な予算の継続的な確保

・地方整備局などの体制の充実・強化

 

2.福島西道路の事業促進についての要望

■福島西道路Ⅱ期事業の令和8年度全線開通へ向けた予算の確保要望

〈福島西道路Ⅱ期事業の整備効果としては〉

○国道4号の交通分散が図られ、ピーク時における交通混雑の緩  和が期待。路線バスの運行もスムーズに。

○交通混雑が緩和され、混雑に起因した死傷事故件数の減少による安全性の向上が期待できる。

○緩勾配のトンネル区間を備えた代替路が新たに確保され、災害や事故等による東北道や国道4号の通行止め時も安定的な通行を確保。

○搬送時間と出動時間の短縮につながり、迅速な救急医療体制の確保と救命率の向上が期待。

○国道4号の混雑を回避した効率的なルート選択が可能になり、更なる物流効率化・産業活性化が期待。

■福島北道路の早期計画策定要望

今回、対応いただいた国土交通省東北地方整備局の上森康幹副局長からは、福島西道路Ⅱ期事業の令和8年度全線開通へ向けて早期開通を目指していることと、福島北道路の早期計画策定要望については昨年度事業化に向けて調査を開始したことを説明いただきました。