「全国市議会議長会基地協議会」の正副会長・監事・相談役会が、5月8日に福島市で開催されました。

全国219市町村が加盟する「全国市議会議長会基地協議会」の正副会長・監事・相談役会が、5月8日に福島市で開催されました。この「基地協議会」は、日米安全保障条約第6条に基く米軍諸施設並びに陸海空自衛隊及び旧軍港等の施設に関係する全国各市議会議長をもって組織するものです。また、「この会は、基地関係都市共通問題の調査、研究並びにその具体的解決方策を強力に推進することを目的」(規約第3条)としています。

この日は、北海道から九州まで市議会・町議会議長36名が福島市に集まりました。はじめに会長の石川県小松市の新田寛之議長の挨拶、開催市議長挨拶として萩原太郎議長挨拶、開催市の木幡浩市長挨拶と続き、事務報告と協議に入りました。

今回の協議内容は、⑴基地対策関係施策の充実強化に関する要望(案)について 、⑵第109回理事会及び基地関係国会議員との情報連絡会の運営について、⑶今後の会議・要望活動日程について 、⑷要望活動班についての4点でした。

特に、7月に予定している「基地関係国会議員との情報連絡会」で提出する「基地対策関係施策の充実強化に関する要望」には、基地周辺対策の充実強化の中で、新たに「13.防衛生産基盤強化法に基づく支援の充実」「14.有機フッ素化合物(PFOS・PFOA)対策の推進」を追加したことが説明されました。

終了後の意見交換会の歓迎アトラクションでは、ソプラノ歌手の阿部絵美子さんによる古関メロディーの独唱があり、開催地の副議長として乾杯の発声の後、和やかな懇談となりました。翌日は、バス2台に分乗して荒井にある陸上自衛隊福島駐屯地の視察を行い、昼前には解散となりました。