4月16日夕方からは、福島県内初となる公立夜間中学「福島第四中学校天神スクール」の開校式・入学式に出席してきました。
4月16日夕方からは、福島県内初となる公立夜間中学「福島第四中学校天神スクール」の開校式・入学式に出席してきました。
今回の公立夜間中学「福島第四中学校天神スクール」の開校は、県内初、東北でも仙台に次ぎ、2校目となります。県内全域から通学が可能で、17名の入学生の内、1名は郡山市からの通学と伺いました。生徒の皆さんは、様々な事情で義務教育を受けることができなかった方、病気や不登校等のために十分に中学校で学べなかった方、在留資格のなる外国籍の方などです。
6時からの開校式では、中核市議会議長会総会で倉敷市へ出張の議長代理として、福島市議会からの祝辞をお届けしてきました。この間、公立夜間中学の設置に向けて一般質問を繰り返してきた議員の一人として、この日に立ち会えたことは、とても感慨深いものがありました。
長年にわたる関係者の皆さんの設置へ向けた継続的な熱意とご労苦への敬意と木幡市長の英断への感謝を祝辞に込めさせていただきました。後半の入学式公立夜間中学では、64歳の高野さんの新入生誓いの言葉が印象的でした。この日を迎えるまでにたどり着けたことへの喜びを、あらためて皆さんとともに共有したいと思いました。
すでに、5日前の4月11日には、「福島第四中学校天神スクール」の内覧会に参加していました。総合教育センターがある北校舎2階の1年生教室の机の上には、教科書が並んでいました。図書室や保健室、資料室、職員室などを案内していただきました。
当日の説明では、公立夜間中学のポイントは3つです。
①修学年数は3年で修了すると中学校の卒業資格(卒業証書)を得ることができます。
②授業料はかかりません。教科書は無償で給与、週5日間の授業があります。
③昼間の中学校と同じ教科等を学習します。教員免許をもっている公立学校の教員が教えます。
なお、学校生活のスケジュールは、夕方5時20分までに登校し、授業は40分の授業が4校時あり夜8時45分下校となっています。2校時と3校時の間は20分の休憩があり軽食可です。職員数は14名です。