11月12日㈯、二ツ小屋隧道保存会のみなさんと総勢21名で飯坂町中野の大滝宿で清掃整備活動に汗を流しました。
11月12日㈯は、二ツ小屋隧道保存会のみなさんと総勢21名で、飯坂町中野の大滝宿で清掃整備活動に汗を流しました。
まず、集落入り口の長老沢にある銅採掘坑道跡入口前で、草刈りをして会場を整えてから、開会式(差真上)。
小春日和の紅葉に囲まれた景色の中、事務局長の高橋一夫氏の司会で挨拶、来賓紹介の後は、青空勉強会です。講師の守谷早苗氏による「大滝宿周辺の鉱山について」の話、「大滝会」会長の須田信男氏が18歳まで大滝で暮らしていた頃の話など興味が魅かれました。
続いて、旧西川橋付近に徒歩で移動しての清掃整備活動。市道沿いの草を刈ったり、通行の妨げになる伸びた枝を落としたりしました。
中でも、当時、ボンネットバスが渡ったという(?)旧西川橋、赤い橋脚の国道13号線の西川橋と、さらに顔を上げれば東北中央自動車道の白いコンクリートの橋脚。3世代の橋を背景に、参加者みなさんでの写真撮影となりました。
紅葉がピークの中での爽やかな作業でした。お昼は、歩いて大滝山神神社近くまで戻って、神社にお参りした後で、弁当をいただきました。
振り返れば、昨年12月16日に市民会館で開催された二ツ小屋隧道保存会の「中野円部から杉ノ平」現地調査報告会で一度伺った話も含まれていた訳ですが、紅葉の中、現場での話は心に沁みてきました。