「相馬市復興交流支援センター」での福島市・米沢市・相馬市・伊達市議会連絡協議会(四市協)の幹事会に参加。その後、相馬港内を視察。

7月2日㈪、平成30年度の福島市・米沢市・相馬市・伊達市議会連絡協議会(四市協)の幹事会が、東日本大震災復興支援活動でリニューアルされた相馬市の「相馬光陽サッカー場」のクラブハウス「相馬市復興交流支援センター」で26名の議員が参加して開催されました。

今回の協議事項は、平成29年度事業報告と平成30年度事業計画についてです。今年度の計画では、①東北中央自動車道整備促進に関する要望活動について②10月15日に米沢市での開催予定の全体会議について全会一致で了承されました。

今年の要望活動は、7月12日国土交通省山形河川国道事務所、7月19日福島河川国道事務所と磐城国道事務所、8月1日東北地方整備局へ。締めくくりとして8月7日は、四市正副議長による国土交通省、復興省、自由民主党、地元選出国会議員へ要望活動を計画。持参する「要望書(案)」についても協議し了承されました。

中身は、一つが「東北中央道(相馬~伊達~福島~米沢間)の整備促進について」で、もう一つが「地域の暮らしを守り活性化を図る道路予算の確保について」です。要望活動補足資料として、昨年に引き続き、今年も「東北中央道及び相馬福島道路の早期開通に向けたストック効果資料」を添付することになりました。

終了後、国土交通省港湾業務艇「おきかぜ」に乗船して相馬港内を視察できました。福島県北地方及び山形県南部の物流拠点として極めて重要な役割を担っている相馬港の復旧・復興整備の状況、及び企業の進出状況を海から確認。さらに、相馬港において実施されている福島・国際研究産業都市(イノベーション・コースト)構想における主要計画の一つである、石油資源開発㈱が行う相馬プロジェクトを視察し、現在進行中のプロジェクトや最新の天然ガス(LNG)需要等について理解を深めました(写真下)。

今後、2020年春には敷地内に、このLNG基地の製造ガスを利用した福島天然ガス発電所が稼働する予定です。