この冬一番の寒波到来の25日夕方、下堰の水路のグレーチングから勢いよく水が噴き出し、庭坂小前の市道が約470メートル先まで冠水しました。

1月25日、この冬一番の寒波到来で朝6時頃は積雪2センチでしたが、小学生の登校時間には7,8センチ。その後も降りやまず、あっという間に午後には20センチ前後まで積もりました。

夕方、庭坂小学校入口前のSさんから電話があり、「自宅前の道路が相当冠水してザクザクの雪交じり状態で、駐車場にクルマを入れることができずに、近所の方の所に緊急避難しています」と慌てた様子でした。現場に行くと、水の量の多さに驚くとともに、以前、台風で冠水した時を思い起こしました。すでに小学校北側の清水寺付近(写真上、中)では、地区内の工業所の重機が除去作業を開始していました。

工事の方に状況を伺うもハッキリせず、大量の水の流入経路を探るべく調査。庭坂小学校裏の市道を湯町方面に約350メートル行くと、湯町地区にある、大堀川の下堰の水路のグレーチングから勢いよく水が噴き出していました。原因は、この箇所に上流で水路に排雪された雪の塊やゴミが詰まっていることではと疑われました。

ふたたび、どこまで流れ下ってているかを確認するため坂を下ってくると、水の吹き出し口から約470メートル先の愛宕神社の付近まで流れていました。午後6時近くでしたが、吾妻支所に連絡すると、経済建設係の担当者と繋がり、現場の状況についてお知らせできました。その後、現場に駆けつけていただきましたが、大量の水が雪の上に流れ出したため除雪も手間取り、大型重機も何台か出動して夜10時半まで作業がかかったとのことです。

翌朝、現場を訪れると(写真下)、校門近くに校長先生がいたので、昨夜のことを報告しました。と同時に、ザクザク雪の除雪作業が小学校前の橋の所まで(昨夜の状況では手一杯だったと思われますが‥‥)でしたので、吾妻支所に連絡して、冠水した箇所で残されたSさん宅の駐車場までの市道約30メートルと、愛宕神社前までの市道約120メートルについても除雪をお願いしました。26日夕方までには除雪していただきました。

改めて、除雪した雪を水路に流すことのないよう注意喚起が必要と思いました。