当初は「そんなでもない」と思っていたら、年末年始の断続的な降り方で、「あれよ!あれよ!」という間に積雪が増して、身動きができない状況に陥りました。

1月10日の午前中は、翌日から3学期がスタートする福島市立吾妻中学校周辺の通学路の歩道の除雪に参加しました。

 

PTA役員のみなさんと校長先生、教頭先生に加わり、ボランティアとして参加です。当初は1時間の予定でしたが、積もった雪の量が多くて2時間かかりました。歩道の後、仕上げに校舎入り口付近に戻ってきて、凍結してツルンツルンの氷を剥がす作業でした(写真提供 / 梅津氏)。

 

午後は、2日前に市役所本庁の建設部道路管理課と除雪の打ち合わせをしていた作業区間の現場を確認して回りました。庭坂・大笹生地区の市道と県道の一部区間、地区内のバス路線の圧雪凍結路の再除雪の状況を確認してきました。

 

この日は気温が上がったことで、午後は圧雪がザクザク状態になりドライバーにはとても危険な状況でした。祝日ではありましたが、新たに気付いた危険個所について、市役所本庁の建設部道路管理課と吾妻支所に連絡して、除雪対応をお願いしました。庭坂霊園入り口の市道では、雪にハマった自家用車の脱出の手助けも発生。痛めた腰への負担を気にしつつも、力仕事の1日でした。

 

今回、振り返ると、1月6日に届いた危機管理室からのメールでは、大雪注意報が12月26日午後~28日午前、12月31日午後~1月1日夜、1月4日午後から1月5日朝方までと断続的に続き、当初は「そんなでもない」と思っていたら、「あれよ!あれよ!」という間に積雪が増してしまった状況です。

 

どんと豪雪があり、被害が出たタイプではなく、気付いたら身動きできない状況になっていたという雪の降り方でした。

小学校付近の通学路には3,4度と除雪車が出動しました。1度目はクルマの道路確保はしたものの、あまりの量に排雪できずに、道の両サイドに積みあげたままで道幅二分の一状態に。

次に通学路確保のために、道幅確保の排雪作業で道幅3分2状態に、さらに改善。

最後に、小型バックホーンで圧雪を取り除き歩道のラインが見えるところまで除雪を進めていただいたところです。ただ、排雪作業ができたのは、あくまで小学校周辺数百メートルの範囲です。

 

この地区内では、一般の生活道路で除雪車が入れず、難儀している方がまだ多くいます。

これからの雪の降り方次第では、深刻さが増すと思われます。