八反田川の折戸橋周辺の護岸工事現場の土嚢袋の破れが心配でしたが、「ふとんかご工法」で工事されて一安心です。

2019年秋の台風19号の影響等があり、折戸橋上流域の護岸ブロックわきには、おおよそブロックの1/3から1/2くらいまで山から流れ落ちてきた堆積土砂が溜まっていました(埋まっていた部分はブロックに白く跡が残っています)。

今年(2021年)6月上旬、大笹生地区の折戸橋から上流域までブロックで整備されて約150メートルの範囲で浚渫いただきました。折戸地区の方からの川底がきれいになって、今後、大雨が降っても安心できますというお礼の電話をいただきました(6月16日報告済)。

しかし、同時に2019年秋の台風19号による、八反田川の折戸橋周辺の護岸が削り取られた件は、応急処置で積んでいただいた大型土嚢袋が紫外線劣化で破けたままで、日を改めての工事となっておりました。

今回、10月中旬、破れた土嚢を取り払い「ふとんかご工法」で工事をしていただきました。この工法は、「ひし形金網 の内部に、自然石、砕石などを中詰して、河川、治山等の工事に使用する伝統的工法です。. 災害復旧等の現場で使用される仮設工法の一つ」です。

当初は、護岸が削り取られて電柱が倒壊し、地域一帯が停電するのではという不安がありました。付近の住民の方の中には、近くに医療法人生愛会グループの施設があるため心配された方も多くいましたが、一安心といったところです。