経済民生常任委員会を開催し、所管事務調査の「古関裕而氏を活かしたにぎわいの創出に関する調査」の今後の進め方について協議をしました。

4月16日、経済民生常任委員会を開催。新型コロナ感染症対策で委員の間隔をあけた中で、所管事務調査の「古関裕而氏を活かしたにぎわいの創出に関する調査」の今後の進め方について協議をしました。

前回の3月18日開催時には、今後の予定として「5月末に当局説明、6月末から7月上旬にかけて、現地調査を実施する予定」と確認しました。

しかし、その後の新型コロナウイルス感染拡大により、4月7日には国の緊急事態宣言が出され、不要不急の外出を自粛する動きが加速。市内でも13日段階で11名の方の感染が確認されており、当委員会の所管事務調査をめぐる状況も大きく変わってきています。

現在、NHKではコロナウイルス感染症対策で「エール」のロケが中断されています。NHKとの窓口となっている福島市ロケツーリズム推進会議事務局、市観光コンベンション推進室の担当者の話では、「現状はNHK職員がテレワークで作業をしており、『エール』のロケ再開等については、現在の緊急事態宣言が今後どうなるのかにかかっており、見通しが立ってない状況です」。

こうした中、正副委員長からの提案として、今後のコロナウイルス感染症対策の状況も大きく変化していくことが予想され、NHKの「エール」制作方針の変更の有無を踏まえて、当局の今後の進め方を見極めていくのが肝要かと捉えて、5月下旬に実施の当局説明までは予定どおり進めて、委員間の情報の共有を図り、それ以降については状況の変化に応じて、改めて協議を重ねる方向で出席委員の了承を得ました。

今後の所管事務調査の進め方を協議するにあたり、委員会としての現状認識を固めて次につなげていくため、当初計画の取り組み状況を厳しい結果であっても、正面から聴取していくことに決め、5月26日㈫午後から、所管の市民・文化スポーツ部、商工観光部に出席いただき、➀ドラマ放映開始後の古関裕而記念館等本市への観光客入込の状況と受入れ態勢整備の状況 ②NHKとの連携の状況やドラマと連動した取り組みの状況について ③「古関裕而のまち・ふくしま」シンフォニーに基づく取り組みの進捗状況と今後について調査を実施することになりました。