「(愛宕神社横の)横断側溝のがたつき音がうるさくて困っています」

今年の1月1日、近所の愛宕神社へ元朝参りにと歩いていたら、近くにお住まいの方に呼び止められました。神社横の庭坂小学校入口の横断側溝のがたつきの音がうるさくて困っているとのことです。調べてみると、確かに。
これまでに、原発事故後の道路側溝の堆積土砂の撤去工事で側溝のふたとU字溝の間の土等がきれいに除去されたことにより、緩衝材として役割を果たしていた部分がなくなり、がたつき音が問題化したところもありました。
1月8日に吾妻支所経済建設係に説明して、現場の調査と補修をしていただくことになりました。その後、コンクリートのフタの下に緩衝材となるゴムのテープを張っていただきました。しかし、補修が終わったとの連絡後に現場にいくと、別の個所からのがたつき音が確認されて、再調査が必要となりました。

問題は、簡単ではなさそうで、U字溝の一方の出口が大堀川に流れ落ちるように開いているために、ちょっとしたがたつきの音がU字溝内に反響、共鳴して大きく響くことが関係しているため、まるで「笛を吹いているように音が増幅された現象」が起こってしまうのではないかと推測されました。
特の周りが静かな夜間などは、周辺の方には苦になります。

3月19日に吾妻支所を訪れた際、この補修作業が一応完了した旨の報告をいただきました。現場を確認すると、がたつき部分に木っ端を挟み込むなどの苦労の跡が見られましたが、抜本的な対策にはなっておらず、今後も注意して見守りたいと思います。なお、この問題は今までもありましたが、このような問題個所の側溝のふたはひびが入っていたり、角が欠けていたりしてするケースが多いですね。