JR庭坂駅に設置の「簡易券売機」(写真中央)が、笹木野駅ともに「乗車駅証明書発券機」に切り替えられましたが‥‥

昨年7月から、JR庭坂駅に設置の「簡易券売機」(写真中央)が、笹木野駅ともに「乗車駅証明書発券機」に切り替えられました。支払いは、「降車駅での自動精算機か」「車内で車掌から乗車券を買う」ことになりました。
3月初旬に、地域の方から、➀下車した時の福島駅の自動精算機が混むこと、②スイカの利用ができないものかとの問い合わせがありました。

そこで、3月6日にJR福島駅を伺い、佐々木駅長と千葉助役さんに話を伺いました。
佐々木駅長さんの説明では、➀今まで設置してきた簡易券売機が老朽化してきたこと(機械の入れ替えの必要性)②今までの無人駅の簡易券売機では硬貨投入口に異物混入トラブル等があり無人ゆえに直ぐ対応できずにお客様に迷惑をかけたこと。③今では電子マネー時代で、「小銭の持ち合わせがないのでどうしますか」という問い合わせがあることなど。

結論として、現状では無人駅においては、発券機がお客様トラブルの少ない「総合的に一番いいシステム」とのことです。

スイカについては、ホストコンピューターの処理データ管理の容量の関係で、今のままでは地方の小さい駅までは持ってはくることができないとのこと。現状でも首都圏、新潟、仙台とエリアを跨げることができないのがJRの課題で、今後の研究開発が待たれます。(文責/二階堂)