平成28年度の福島西部環状道路建設促進期成同盟総会に出席しました。

DSCF99445月31日、エルティで平成28年度の福島西部環状道路建設促進期成同盟会の総会が開催されました。今回承認された「平成28年度事業計画」から、ポイントを抜粋します(【‥】内は二階堂の注釈)。

「一般国道13号線福島西道路は、福島西部地域開発はもとより、福島市の都市交通並びに都市基盤整備の根幹をなす環状道路として、極めて重要な路線となっている。本路線は、供用区間7.7km全線が4車線化され、都市計画道路小倉寺大森線と連結したことで、中心市街地の渋滞緩和など、基幹交通の円滑化に大きく寄与している(‥Ⅰ期)。

しかしながら、本路線が環状道路としての機能を十分に発揮するには、南伸等による一般国道4号線との直結が必要不可欠であり、福島県立医科大学、隣接して整備が進められている『ふくしま国際医療科学センター』へのアクセス道としても早期開通が強く期待されている(‥Ⅱ期 延長6.3km)。

このような中、南伸事業が平成24年度に国の新規事業として採択となり、測量調査・設計等を経て、平成27年度から用地買収が開始された(‥H28年当初4.0億円)が、継続的な予算確保が課題となっている。

本同盟会は、このような福島西道路の重要性を鑑み、確実、かつ継続的な事業推進について積極的な事業促進活動を行う」としています。

総会の中で、国土交通省 東北地方整備局 福島河川国道事務所 調査第二課 の舟山太一郎課長による「福島西道路(Ⅱ期)の計画概要と進捗状況について」の説明がありました。総会終了後、舟山課長に伺いましたら、Ⅱ期 延長6.3km全体の事業総予算額は「250億円が必要と思われます」とのことです。

振り返ると、福島西道路(Ⅰ期)事業着手が1982年で、2009年に4車線供用開始でした。「諸先輩方のご努力の恩恵を、今、私たちが受けております」と、総会の冒頭で渡邉博美会長が挨拶されました。四半世紀に及ぶ取り組みが、受け継がれてⅠ期区間の供用開始というゴールにたどり着きました。会長の一言に、今後、Ⅱ期整備のバトンを渡されたメンバーの一人としての自覚を促されました。