環境省・福島環境再生事務所への参考人招致を、総務分科会で実施
2月24日、総務分科会で「除染の進捗に関する調査」について、環境省・福島環境再生事務所の関谷事務所長、除染対策第一課の松岡室長、中間貯蔵施設等整備の藤塚事務所長の3名から話を伺いました。
事前に7項目の質問項目を提示していたが、やはり、中間貯蔵施設への除去土壌等の搬出について質問が集中。「仮置き場からの搬出がなぜ10t大型トラックを使うのか?」、「県内市町村からの搬入順位は?」、「搬入目標はいつごろになるのか?」など質問が出たが、平成26~27年度に実施のパイロット輸送の検証をしながら、本格輸送に向け準備をしていくことのようです。当日配布された資料の一部が、写真のものです。中間貯蔵施設の配置図は、数日後に、地元新聞にも掲載されました。
この中間貯蔵施設への輸送について、パンフには「毎日の暮らしへの影響は?」という見出しで、「子どもの生活圏や通学時間帯、混雑時に配慮」という説明があるが、記入されていないことで念押しの質問をいたしました。
「現在、福島市の場合、決定している仮置き場が13カ所、協議中が5カ所、仮仮置き場が8カ所ある中で、ここから搬出する場合、地元生活者への配慮は当然のことして、まだ風評被害が残る温泉街などの観光地についても配慮すべき」点について、確認をいたしました。