市内で残っている県道側溝の堆積物除去は、「市のエリア申請」と「県の交付金申請」の連携で早急に!

4月16日㈪午後、地元の佐藤雅裕県議に市役所の議員控室にお寄りいただき、福島県への働きかけをお願いすべく打ち合わせを行いました。県道側溝の堆積物除去の復興庁の予算確保の件です(「除染」という形で環境省の予算で除去できなかった毎時0.23μ㏜未満の堆積土砂に関して、復興庁の福島再生加速化交付金での「除去」ができることになった経緯は以前報告の通りです)。

3月31日付の地元紙で報道がありましたが、3月30日に復興庁が発表した福島再生加速化交付金の内、側溝堆積物除去費用の交付金に、吾妻地区内のフルーツライン、高湯街道、微湯街道、庭坂街道などの道路側溝の土砂除去に関しての予算が含まれていませんでした。これについては、福島市は吾妻地区のエリア申請を出していましたが、連携しての県の復興庁への吾妻地区の交付金申請が提出されていなかったことによります。今後の策としては、県の4月末までの次の申請に加えていただき、復興庁の6月交付決定に間に合うようにしていかなければなりません。

同様に吾妻地区以外についても、この6月交付決定に間に合うよう、福島市ではまだエリア設定していなかった飯坂地区・北信地区・吉井田地区・杉妻地区などの県道側溝について、4月末までに復興庁に事業計画を提出予定です。この市のエリア設定の動きに合わせて、県としても連携して復興庁への予算申請を4月末までに提出いただくことが必要となります。この中には、飯坂・高湯・土湯の温泉街の県道側溝のフタを上げての土砂除去作業も含まれてきます。

以上のことに関して、佐藤県議に協力をお願いしました。また、話の中で県議から作業箇所が観光地でもあり、風評被害対策として工事中の看板は「除染作業中」ではなく、「側溝堆積物除去作業中」とすべきことが出され、注意すべきこととして再確認しました。(文責/二階堂)