第17回吾妻地区除染等対策委員会が開かれ、宅地内に現場保管していた除去土壌の搬出等について報告がありました。

8月27日午後3時から、第17回吾妻地区除染等対策委員会が吾妻学習センター研修室で開かれ、宅地内保管の除去土壌の収集運搬業務について、7月末現在の進捗及び今後の予定、さらには吾妻地区仮々置場の原状回復等について市役所除染推進室と環境省の担当者から報告がありました。

7月末現在、住宅に現場保管している除去土壌の搬出については、野田地区・約85%、庭坂地区・約95%、庭塚地区・約98%、水保地区・100%です(市全体では約99%となっています)。

地区としては、9月末までには各住宅からの搬出が完了する見通しで、これらの中間貯蔵施設への輸送実施は、令和2年度中を目標に進められています。

なお、仮置き場等から浜通りの中間貯蔵施設への輸送ルートにあたる地域には、事前に環境省から、ルート地図・輸送実施者・搬出数量、仮置き場等における輸送車両の動き(作業時間・車両・輸送数量等)の「お知らせ・回覧」が配られているとのことです。

今後、地区内の公園などの公共施設・樹園地関係については、9月に収集運搬業者の契約が予定されており、その後、順次着手され、10月から本格的に作業となります。