8月23日は、福島市・米沢市・相馬市・伊達市議会連絡協議会(四市協)の要望活動で、福島河川国道事務所と磐城国道事務所を伺いました。
8月23日は、福島市・米沢市・相馬市・伊達市議会連絡協議会(四市協)の要望活動で、午前中に福島河川国道事務所(写真①)、午後からは磐城国道事務所(写真③)を伺いました。
今回は相馬市議会の石橋浩人議長を会長に、副会長には萩原福島市議会議長と菅野伊達市議会議長、さらに福島市・相馬市・伊達市の3市議会から、私をはじめ幹事12名の総勢15名で要望書を持参しました。
今回の要望書は、2つの大項目の下、7項目にわたるものです。以下、一部抜粋しました。
「Ⅰ 地域の暮らしを守り活性化を図る道路予算の確保について
特に、東北中央自動車道(福島~伊達~福島~米沢間)については、低速車による渋滞が発生するとともに、故障車による通行制限や降雪による視界不良、スリップ事故による通行止めが度々発生していることから、追越し車線、防雪柵及び降り口などの更なる改良が求められております。
また、重大事故防止の観点から、中央分離帯の構造見直しなど交通安全対策の機能強化も求められております。つきましては、東日本大震災発災以降、度重なる自然災害からの復旧・復興の歩みを進めている現状も踏まえ、被災した市町村を含む本地域の道路整備が遅れることのないよう、道路整備の必要性及び地方財政の危機的状況、震災からの早期復興等、地方の実態に十分配慮し、地域の実情に沿った道路整備のための財源として必要な予算を確保するよう、5項目を要望いたします。
Ⅱ 東北中央自動車道(相馬~伊達~福島~米沢間)全線開通後の地域振興について
➀.現在、社会実験として実施されている道の駅を利用する場合に高速道路からの一時退出を可能とする「賢い料金」は、地域振興と高速道路の利便性向上を両立した優れた施策であることから、早期に本格運用に向けて検討すること。
➁.東北中央自動車道(相馬~伊達~福島~米沢間)の利用を促進し、国道4号の渋滞を緩和するため、東北自動車道桑折JCT~福島JCT間の有料区間を乗り継ぐ場合には、当該区間の高速道路料金の無料化を行うことができるよう、当該無料化に必要となる財源措置を含めた対策を図ること」、以上を要望しました。
今回、石橋会長の要望趣旨説明の後、最新状況を取り込んだ『東北中央自動車道(相馬~伊達~福島~米沢間)全線開通後の地域振興ストック効果資料』(補足資料)を基に、萩原・菅野両副会長から要望の補足説明を行いました。
これに対して、福島河川国道事務所は丸山和基所長(写真②右)、磐城国道事務所は原田洋平所長(写真④右)から、現在の復旧工事の進展状況や今後の見通しについて回答がありました。