10月19日㈬、庭坂地区町内会連合会主催の吾妻高原風力発電所の現場見学会に参加してきました。
10月19日㈬、庭坂地区町内会連合会主催の吾妻高原風力発電所の現場見学会に参加してきました。紅葉も下りてきて秋晴れの中、会員のクルマ2台に10名が分乗して集合場所の高湯スカイランドへ向かいました。
(この約半年近く、庭坂地区、特に富山地区では、搬入の大型特殊車両が朝4時からエンジ音を響かせて、時速2キロで地区内の市道を通過。事前に説明会等が開かれて詳細な情報はいただいていたものの、住民のみなさんには大変なご協力をいただだいております。)
スカイランド駐車場で、事業者の吾妻高原ウィンドファームと施行業者の戸田建設(株)東北支店の方と合流して、まずは全景が見渡すことができるスポットで全体概要を説明いただきました。
計画では全部で9基建設し、最大総出力32,000キロワット(14,600世帯分)で吾妻地区9,800世帯の1.5倍分になります。現在、風車の輸送、順次組み立て、試運転調整と同時に変電所の工事を進めていて、4基分の組み立てが完了していました。工事期間は、来年5月1日までの予定で、運転開始は5月からで、事業期間は20年間の予定です。
次に、組み立てが終わった8号基、9号基の近くまでクルマで移動。タワーの内部に入り、見学しました。二人乗り作業用入れベータ―、ハシゴ、送電ケーブル、各種機器が設置されていました。ブレード(羽)の最先端まで高さが136.5メートルですが、「避雷針は」の質問に、「これ自体が避雷針です」に納得しました。
終了後、7号基と8号機、これから組み立てるブレードをバックに、参加者の記念撮影となりました。帰り道で、4分割されたタワーを特殊トレーラーで運ぶところに遭遇しました。改めて残りの工事の安全を願うとともに、今後、市街地から遠望できる風車群の活用を考えていかなければなりません。