9月定例会議最終日に経済民生常任委員会委員長報告をし、採択後に議会からの「提言書」として木幡浩市長に手渡しをしました。

9月18日㈮、9月定例会議最終日、経済民生常任委員会でこの間行ってきました所管事務調査「古関裕而氏を活かしたにぎわいの創出に関する調査」の委員長報告をしました。要約しますと以下のようになります。

「連続テレビ小説『エール』の放送により、全国的に古関裕而氏と本市への関心が高まっており、これを追い風として3つの提言をまとめたものです。1点目は、エール・レガシーの積極的な活用で、放送終了後も、エールを活かした観光PRを続け、まちなかの回遊性向上につなげること。2点目は、古関裕而記念館を中心とした近隣施設や商工団体、他自治体、他事業との連携の一層の強化を図るべきこと。3点目は、音楽文化の継承と人材育成、まちづくりについてです。

今後、古関氏の名を冠した作曲や編曲等のコンクールを創設し、10年、20年と継続することで、古関裕而のまち・ふくしまの象徴的な事業となりうるというものです。

この音楽によるまちづくりの浸透には継続的な取り組みが必要で、音楽文化の振興を図る長期的なビジョンを持ち、その中で行政と市民、団体等が協働で目指すまちづくりの方向性を示すことが重要です」

 

議会終了後のこの日の夕方、この委員長報告をもとにした議会から福島市への「提言書」を、正副議長と他の文教福祉・総務・建設水道の各常任委員会の正副委員長ともども木幡浩市長に手渡しをしました。