庭坂霊園の中央を南北に走る市道の雨水側溝の敷設工事、3期目の継続事業として20メートルの延長工事が完了。長年の問題解決まで、また一歩前進できました。

平成29年度に、初めて庭坂霊園の中央を南北に走る市道において、桝と14メートルの雨水側溝と周辺部の道路の舗装工事が着手。今年1月下旬には3期目の継続事業として、20メートルの雨水側溝の敷設工事が施工されました。

この区間の市道は通常の半分の2メートル幅で、以前は雨水排水溝が設置されていませんでした。「大雨や雪解け時ともなれば、付近の住宅に水が軒下まで流れ込み、泥濘で歩行が困難な状態となっております。また、‥‥墓参りに訪れる人も多くなり、使用頻度の高い道路となったことから是非雨水排水溝設置を」(町庭坂駅前町内会提出の「自治振興協議会提案書」から)となった次第です。

庭坂霊園組合関係者の話でも、「墓地使用者は約650軒あり、春のお彼岸、夏のお盆、秋の彼岸にはお墓参りの人が集中し、約2,000人前後が水道を使用します。特に、北側の水道の排水は道路に雨水側溝がなく浸透桝のため、利用者が集中する時には水道の水が浸透桝からあふれて、通路が川のようになりました」

長年にわたる地域の要望でしたが、問題解決まで、もう少しです。なお、後者の問題については、今後、庭坂霊園組合による浸透桝から排水溝までの接続工事により解決が図られることになります。(写真下の右端が水をくむ洗い場で、注意してみていただくと左側の側溝との間に浸透桝があります。)