福島市・米沢市・相馬市・伊達市議会連絡協議会(四市協)の要望活動で福島河川国道事務所と磐城国道事務所を伺いました。

7月25日㈭、福島市・米沢市・相馬市・伊達市議会連絡協議会(四市協)の要望活動があり、福島市・相馬市・伊達市の議長・副議長と共に、幹事の一人として参加しました。

午前10時から福島河川国道事務所の小浪尊宏事務所長(写真①)を伺い、午後2時からは磐城国道事務所の菅沼真澄事務所長(写真②右)を伺い、それぞれに本協議会の米山光喜副会長(相馬市議会議長・写真②右から二人目)から『「東北中央自動車道(相馬~伊達~福島~米沢間)の整備促進について」の要望書(写真③)』を手渡し、趣旨説明をいたしました。

今回は、福島市議会・相馬市議会・伊達市議会から議長・副議長・幹事合わせて19名の議員が参加しました。
要望項目は、Ⅰ.東北中央自動車道(相馬~伊達~福島~米沢間)の整備促進については以下の2点を含む4項目です。
① 復興支援道路相馬福島道路のうち、令和元年度以降の開通目標が公表されている次の区間について、計画に遅れることなく1日も早い開通が図られるよう事業を促進すること。
■令和元年度 相馬IC~相馬山上IC間
■令和2年度 霊山IC~(仮称)福島保原線IC、(仮称)国道4号IC~(仮称)福島北JCT間

➁ 復興支援道路福島相馬道路で唯一開通目標が明らかになっていない(仮称)福島保原線IC~(仮称)国道4号ICの開通目標を早期に公表すること。
さらに、Ⅱ地域の暮らしを守り活性化を図る道路予算の確保について2点の要望をいたしました。
要望書に合わせて、補足資料「東北中央道及び相馬福島道路の早期開通に向けたストック効果資料~開通目標に遅れることなく1日も早い開通を!」(写真④・⑤はその一部)をお届けしました。

福島河川国道事務所・小浪尊宏事務所長からは、「いよいよ東北中央道及び相馬福島道路の整備の効果が見えてきたのではないか。緊急医療も含め通院等生活面での地域のカタチが変わってきて一つの経済圏域になってきた。今後、例えば伊達市が企業誘致に行っても『本市には港があります』と心の底からそう思っていただくことが大切。(相馬港は)『自分たちのインフラなんだ』と思ってしっかり伝えていくことが大切です。残る12キロの開通、供用をできるだけ早く進めて観光等での効果を出していきたい」と、回答をいただきました。幹事の議員からは、霊山の観光看板の改善について、トンネル内のケータイの利用について、通行止めなどのこの間の事故件数についての質問等がありました。

午後訪れた磐城国道事務所では、菅沼真澄事務所長に要望書をお届けしましました(磐城国道事務所は、復興支援道路相馬福島道路全長約45キロの東側約3分の1を担当)。「相馬山神道路につきましては、今年度内に必ず開通を約束しますが、橋3つ・トンネル2つの約6キロ区間で、工事はナマモノ、1日でも早くということで進めさせていただきます」と回答がありました。相馬市の地元議員からは、「できるなら雪が降る前にお願いしたい」という地域の声をお伝えする一コマも。