平成30年度「福島子ども議会」が開催。いよいよ2年後に差し迫ったオリ・パラ関連の質問をした子ども議員は6名でした。

7月4日㈬、平成30年度「福島子ども議会」が開催されました。市内の小学校51校からそれぞれ子ども議員が福島市議会議場に集まり、通常の本会議の進行に則り進められました。この日は6名が代表質問に登壇し、担当所管部長並びに木幡市長が答弁をしました。

トップバッターは第一小学校の北出さんで、「市の待機児童対策と今後のビジョンについて」質問。子ども未来部部長が、この春に実施した「待機児童対策緊急パッケージ」の成果と今後の対策強化について答えました。その後は、「きれいな川を守るための対応策について」「平野地区・福島市の農地の減少について」など質問が続き、写真の第三小学校の佐々木さんが「福島市のごみを減らす取り組みについて」に環境部長が、最後の吉井田小学校の竜田さんの質問「2020オリパラにむけた、人に優しい福島の街作りについて」は木幡市長(写真下)が答弁をしました。

最後に、あいさつに立った教育長は、「中核市移行の記念すべき年に、小学生らしい鋭い質問、真剣に聞き入る態度に頼もしく感じるとともに、福島にあるいろいろな問題を解決して元気な福島になっていくよう、積極的に街作りに関わって欲しい」と話されました。

翌日、各議員のレターボックスに今回の子ども議員51名の質問内容・答弁が網羅された冊子が届けられました。すべて目を通すと、今回はいよいよ2年後に差し迫ったオリンピック・パラリンピック関連の質問をした子ども議員は6名で、この冊子上に掲載されたオリンピックの文字は57か所にありました。

当日は登壇しませんでしたが、立子山小学校の三浦さんの一般質問に対しての答弁です。
「オリンピックの応援としては、笑顔であいさつすること、花いっぱいにすること、ポイ捨てをしないこと、ごみを減らすことなど皆さんにもできるおもてなしがありますので、福島市を訪れた方々に『もう一度福島市を訪れてみたい』と言ってもらえるよう、オール福島で取り組んでいきましょう!」

福島市でオリンピックの競技が開催されるのは、後にも先にもないのではと思います。市民全員でかかわっておもてなしをして、福島の元気と復興を世界に発信するとともに、それぞれの一生の思い出にしていきたいものです。