福島市・米沢市・相馬市・伊達市議会連絡協議会(四市協)の要望活動で国交省東北地方整備局へ

8月8 日㈪、福島市・米沢市・相馬市・伊達市議会連絡協議会(四市協)の要望活動があり、福島市・米沢市・相馬市・伊達市の議長・副議長と共に幹事の一人として、総勢27名で宮城県庁向いの合同庁舎内にある国土交通省東北地方整備局にお伺いしました。

DSCF0885午前11時から国土交通省東北地方整備局にお伺いし、対応していただいた向井地博史・用地部長に本協議会の高木会長(福島市議会議長)から『「東北中央自動車道(相馬~伊達~福島~米沢間)の整備促進について」の要望書』を手渡しました。引き続き、本協議会の高木会長が趣旨を説明し、協議会副会長を務める米沢市議会・相馬市議会・伊達市議会の議長から補足説明をいたしました。DSCF0887今回、道路調査官として同席いただいた永尾慎一郎氏(写真下)は、この春まで福島河川国道事務所所長でしたので、福島の状況には明るく、和やかな雰囲気でスタートできました。

要望項目は、昨年に引き続き、Ⅰ.東北中央自動車道(相馬~伊達~福島~米沢間)の整備促進について‥①福島~米沢~米沢北間の早期完成を図ること、②復興支援道路に位置付けられた一般国道115号の「相馬~福島間」については、「相馬西道路・阿武隈東道路・阿武隈東~阿武隈間・霊山道路」の完成目標に向けて一層の整備促進を図るとともに、平成25年度に事業化された「霊山~福島間」の早期完成に向け事業促進を図ること。Ⅱ.地域の暮らしを守り活性化を図る道路予算の確保について被災した市町村を含む本地域の道路整備が遅れることのないよう3項目要望しました。

続いて、向井地博史・用地部長からは、用地買収の進展について説明があり、霊山⇔福島間の用地買収状況は81・1%まで進んでいることが報告されました。各議長からも開通後のストック効果について説明があり、特に米沢市議会の海老名悟議長からは「9kmの新しい栗子トンネルにより、雪による通行止めがなくなり、冬期間の雪国の観光も売り出されることの期待」が述べられました。相馬市議会の植村恵治議長からも、重要港湾・相馬港との接続による産業振興について説明がありました。仙台市内は行きはそんなでもありませんでしたが、さすがに8日は仙台七夕の最終日ということもあり、帰りは道路が混雑しておりました。七夕に絡め要望書を短冊に見立てて、東北中央道の開通により、地域の願いが叶うことを祈りたいと思います。