「家の前の市道を通る車が側溝の上を通り、その音が家の中まで響き一日中うるさく、夜も眠れません」

6月21日にメールが届きました。

「初めて失礼します。私、飯坂町平野に住んでいるものですが、家の前の市道を通る車が側溝の上を通りその音が家の中まで響き一日中うるさく夜も眠れません。(私の)活動報告をネットで拝見し、お問い合わせした次第です。お忙しいところ恐れいりますが一度現場を見ていただければと思います。よろしくお願いします」

早速、お伺いしました。ここに移り住んで8年目というYさんのご自宅は、T字路交差点のそばにあり、自宅北側から左折してくるクルマが、車道の一部となっている水路にかかったコンクリートのフタやグレーチング(金属の網目のフタ)の上を走行して、その振動音に悩まされ続けているというものでした。

この地区の道路管理を所管する飯坂支所で担当者に伺うと、この道路の形状は、以前、下流域の浸水対策として水路の流れを変えるための工事を計画。平成11年頃に完成させて現状に至っているとのことでした。Yさんの自宅西側から7、80mの間は、水路にコンクリートのフタやグレーチングをかけて車道の一部として、その先は道路地下の暗渠となっています。今後、地元の自治振を通じての道路、水路の改良工事となると大掛かりなものとなります。

そこで、支所での話の中で、すぐにでも対応の可能性のある対策として、歩行者保護の観点からもドライバーの注意を喚起して家側の歩道部分に深くクルマが入り込まないよう、ポールの設置について話合いをしました。これは、同時にクルマがコンクリートのフタやグレーチング部分に少しでも踏まないようにする次点の策ともなります。話の中で、今後、当事者の方と地元町内会への説明とご理解が必要ということになりました。

支所からの帰り道、Yさん宅に寄り説明して、地区内の町内会長さんに相談の上、支所に要望を出していただく手順となりました。

7月16日に、メールをいただきました。

「先日は側溝の件でお世話になりました平野のYです。おかげさまでカーブのところにポール3本取り付けが完了しました。カーブの所はポールがあるため外回りに回りますが家の前の側溝に車が上がるため騒音はまだうるさいですが一個人の為にご足労いただき感謝でいっぱいです。電話で直接お礼と思いましたがお忙しいと思いますのでメールで失礼しました。本当にありがとうございました」

完全解決には、相当の時間がかかりそうですが、問題の所在を地域・支所で共有できましたので、今後に繫がればと願います。