令和3年度の吾妻地区自治振興協議会が、吾妻学習センター本館多目的ホールで開催されました。

6月30日㈬午後5時30分から、令和3年度の吾妻地区自治振興協議会が吾妻学習センター本館多目的ホールで開催されました。コロナ禍の中で、顧問である地元市議会議員4名が参加できたのは2年ぶりとなりました。

今回の協議テーマは、➀有害獣に対する安全対策について(河川)②福島吾妻裏磐梯線と市道 鳥川・大笹生線の交差点の改良工事についての2点でした。

➀については、吾妻地区自治振の後藤勇一副会長が協議事項を説明。熊被害防止事業として天戸橋、下白津川橋、須川橋の上下流について事業を継続して行って欲しいと要望がありました。さらに、県との連携を含めた長期的な案件なので、市議会議員に事業計画やその進捗を一般質問でも取り上げて欲しいとの話が出ました。

②では、佐藤善信前副会長から、改良工事の再開と計画変更を視野に入れた渋滞緩和のための右折レーンの設置について、協議事項が説明されました。建設部・車田次長の見解では、「平成7年から用地買収がストップしたままで、県としては現道の管理でいく」という方向を示されました。ここで木幡市長がマイクを持ち、「市としても土地の所有者と交渉してみようじゃないかと指示しています。市としても主体性をもって、やり方を工夫していきたい」と、一歩踏み込んだ前向き発言をいただきました。

続いて木幡市長との意見交換では、6名の皆さんが地域の問題や課題解決に向けた提案を行いました。

最初に、笹木野原町内会長から「福島大笹生インターチェンジの開通で大笹生鳥川線が渋滞する中、交通量を精査してその変化を見てクルマの流れに合わせた対応を考えて欲しい。もう1点として、市長メッセージを簡潔な文章にしてほしい」と要望が出されました。

2番手の土船原町の吾妻さん(写真②)からは、地域福祉ネットワーク会議で取り組む農福連携や移動支援「土船お出かけサポート」の現状が紹介されました。木幡市長からは、「地域の皆さんの支援があると永続性、長続きします。本市の先進的ケースとして続けて欲しい」とエールが送られました。

この他、空き家対策、天戸川の親水公園の河床整正、吾妻学習センター分館の停電、庭坂小学校の冬場の屋根の氷柱対策などについて、若干、予定時間をオーバーしましたが熱のこもったフリートークがありました。