今年3月、庭坂霊園の中央を南北に走る市道の4期目の継続事業として、27メートルの雨水側溝の敷設工事が施工されました。

今年3月、庭坂霊園の中央を南北に走る市道の4期目の継続事業として、27メートルの雨水側溝の敷設工事が施工されました。

平成29年度に工事が着手。この区間の市道は通常の半分の2メートル幅で、以前は雨水排水溝が設置されていませんでした。

「大雨や雪解け時ともなれば、付近の住宅に水が軒下まで流れ込み、泥濘で歩行が困難な状態となっております。また、‥‥墓参りに訪れる人も多くなり、使用頻度の高い道路となったことから是非雨水排水溝設置を」(町庭坂駅前町内会提出の「自治振興協議会提案書」から)となった経緯です。

一方、庭坂霊園組合関係者の間でも悩みがありました。

「墓地使用者は約650軒あり、春のお彼岸、夏のお盆、秋の彼岸にはお墓参りの人が集中し、約2,000人前後が水道を使用します。特に、北側の水道の排水は道路に雨水側溝がなく浸透桝のため、利用者が集中する時には水道の水が浸透桝からあふれて、通路が川のようになりました」

昨年度は、遂に、庭坂霊園組合による浸透桝から排水溝までの接続工事により解決が図られました(写真下)。

長年にわたる地域の要望でしたので、感慨深いものがあります。この間の雨水側溝の敷設工事事業も残すところ、もう少しです。