「電柱が強風で倒されたら、停電で大変なことに‥‥」護岸の応急処理を完了していただきました。
今年2月中旬、大笹生の折戸地区のYさんから電話があり、現場の広域農道にある八反田川の折戸橋に向かいました。
昨年の台風19号で護岸が削られて電柱の根本付近が露出していました(写真上)。
話を伺うと、「台風19号で折戸川に山からの濁流が流れて護岸を削り、このままだと、露出した電柱が春先の強風で煽られて倒れたりした場合、近くにある医療法人生愛会や老人ホーム、介護施設などが停電になり、影響が大きく心配しています。町内会長さんが東北電力に連絡はしていましたが、復旧工事の動きがない状態です」とのことでした。
2月17日に市役所河川課で状況を説明。この中で、➀この八反田川は今回の折戸橋を境に下流側は福島県で管理して、上流側は市で管理すること②東北電力から福島市には連絡が入ってなかったことが判明しました。
早速、この場での打ち合わせで、今後の復旧工事の確認を取ることができました。同時に、今回の原因となった河床の堆積土砂の除去の件は、今後、繰り返させる危険性が高いことから、市の5か年計画の中でできるだけ早めの対応をしていただける旨の返答をいただきました。
3月上旬には、護岸の応急処理を完了していただき(写真下)、令和2年度中には護岸工事をしていただけることになりました。折戸地区の皆さんもホッとしつつも、工事完成が待たれるところです。