「大堀川の堰が、この間の大雨等により流れ下ってきた大量の土砂が溜まって取水口が埋まり、周辺の田圃に水が引けない状態です。」

庭坂南部農振会連合会の国井喜四三会長から電話があり、早速、7月18日㈷に現場で説明を受けました。内町休所地内の大堀川の堰が、この間の大雨等により流れ下ってきた大量の土砂が溜まって取水口が埋まり、周辺の田圃に水が引けない状態でした。

今回は、3連休明けの19日火曜日に、庭坂南部農振会連合会の国井喜四三会長と一緒に吾妻支所の経済建設係を伺い、緊急の土砂の浚渫をお願いしてきました。4日後の23日土曜日に地元の後藤土木で浚渫をしていただきました。作業中でしたが、工事関係者の話では、今回の堰の付近だけでも4トンダンプトラックで約10台分の土砂が出そうとのことでした。関係者のみなさんには早急に動いていただき、ありがとうございました。

この間に、危機管理室からのライン情報を拾うだけでも、福島市で発出された大雨警報は6月27日、7月5・10・13・14・17日、土砂災害警戒情報も6月27日、7月10日、7月16日と多かったです。

地域の中央を流れる大堀川の場合、天戸川からの取水に加えて、地区内の周辺の山肌に降った雨水が沢を下り、土砂を運び込んできます。砂防ダムの整備や林地開発とセットの容量の大きい調整池や沈砂池の整備が地域の喫緊の課題となっています。