台風5号接近の中、国土交通省・東北地方整備局へ四市協の要望活動に参加。

8月8日火曜日、仙台市は台風5号が接近し風雨が強まる中でしたが、福島市・米沢市・相馬市・伊達市議会連絡協議会(四市協)による国土交通省東北地方整備局への要望活動に幹事の一人として参加しました。
この日、東北地方整備局を訪ねたのは4市議会の議長・副議長・幹事27名で、午前10時30分には会場の仙台合同庁舎10階の会議室に集まりました。東北整備局からは、用地部長の山崎啓伺郎氏 (中写真・左)と道路部道路調査官の永尾慎一郎氏(中写真・右)に出席いただき、四市協の安藤喜昭会長(伊達市議会議長)と副会長の高木克尚・島軒純一・植村恵治の4名で、山崎啓伺郎部長に『「東北中央自動車道(相馬~伊達~福島~米沢間)の整備促進について」の要望書』を手渡し、趣旨を説明いたしました。

要望項目は、昨年に引き続き、Ⅰ.東北中央自動車道(相馬~伊達~福島~米沢間)の整備促進については以下の4点です。
① 今年度中に復興支援道路・相馬福島道路(相馬玉野IC~仮称・霊山IC間)および東北中央自動車道(福島~米沢~米沢北間)を確実に開通すること。
② 復興支援道路・福島相馬道路のうち、平成30年度以降の開通目標が公表されている区間については、1日も早い開通を図れるよう事業を促進すること。■平成30年度は相馬IC~相馬山上IC間■平成32年度は、仮称・霊山IC~仮称福島保原線ICと仮称・国道4号IC~仮称福島北JCT。
③ 復興支援道路・福島相馬道路で唯一開通目標が明らかになっていない仮称・福島保原線IC~仮称・国道4号ICの開通目標を早期に公表すること。
④ 平成30年度の予算措置においては、相馬福島道路をはじめとする真に必要な高規格幹線道路の事業を推進するため、所要の予算を確保すること。

さらに、Ⅱ.地域の暮らしを守り活性化を図る道路予算の確保について3点の要望をいたしました。要望書に合わせて、「東北中央道及び相馬福島道路の早期開通に向けたストック効果資料~開通目標に遅れることなく1日も早い開通を!」をお届けしました。

その後、「唯一まだ開通目標が明らかになっていない区間、仮称・福島保原線IC~仮称・国道4号ICについて」出された質問に対して、昨年春まで福島河川国道事務所所長を勤めていたいた永尾慎一郎・道路調査官から「残っている部分は軟弱地盤で買ってみて調査してみないと何とも言えません」「予算面ではここ数年、回復しているものの横ばいで、財務当局へのプッシュをよろしくお願いします。今回持参いただいた資料にあるストック効果は、多岐にわたるもので当局へもインパクトのあるものです。各自治体間の競争とともに協力してあたっていただけるよう、よろしくお願いいたします」との話をいただきました。

なお、今回はさる7月25日の福島河川国道事務所、磐城国道事務所への要望活動に続くもので、今後、8月21日には四市議会正副議長により政府関係各省・地元選出国会議員への要望活動が予定されています。