平成28年度吾妻地区自治振興協議会に出席

DSCF03757月13日午後2時から、吾妻学習センターで平成28年度吾妻地区自治振興協議会(自治審)が開催されました。地元選出の市議会議員が顧問として出席しましたが、今回は本人からの希望があり、大場県議と佐藤県議が傍聴しました。

自治審会長、市長の挨拶に続き、統一テーマの「中核市移行について」中核市移行推進室長が説明しました。「中核市に移行すると何が変わるのか」「財政への影響は」「なぜ今、中核市を目指すのか」、そして移行により浮上してきた「連携中枢都市圏構想とは」について掻い摘んで説明がありました。

今回のメインとなる協議テーマは、「①教育施設の充実整備について」と、「②吾妻パーキングへのスマートインターチェンジの設置について」でした。特に①は、吾妻学習センター分館の老朽化、庭坂小学校体育館および庭塚幼稚園の屋根の傷みについて、修繕等の対策を求めるもので教育部次長が答弁をしました。屋根の傷みの修繕については、前向きな回答をいただきました。(思えば、約3年前に教育委員会に直訴し、今回は出されませんでしたが、吾妻中の校舎の雨漏りはこれを上回る深刻な状況です。)

最後に、自由協議の議題として、昨年に引き続き、「吾妻山火山防災設備の整備について」が出されました。昨年の市の見解以降、どのような検討や対策がされたかを質すものでした。全体として、市長挨拶が長くなったのと統一テーマの協議があったために駆け足で進行がされ、論議が不完全燃焼だったように思います。今回成果と思えることは、小中学校の老朽化については、PTAなどの学校関係者だけでは任期や人事異動の関係もあって中々解決に至らず、地域の問題として協議していくことが大切であり、実効性があることを確認できたことです。