第10回市議会議長会研究フォーラムin福島に全国から2000人参加!

  • DSCF7822DSCF7890DSCF791411月18・19日の2日間、福島県文化センターで「全国市議会議長会研究フォーラム」が開催されました。「震災からの復興」をテーマに、北海道から沖縄まで全国364の市・区議会議員、約2,000人の皆様が福島にいらっしゃいました。

岡下勝彦会長の主催者あいさつ、福島市議会から高木克尚議長の歓迎の挨拶に続き、五百旗頭真(いおきべまこと)氏の基調講演「大震災からの復興と備え」(写真1)、パネルディスカッション「震災復興・地方創生の課題と自治体の役割」と続きました。その後、会場をエルティに移して意見交換会を開催。福島市議会の全議員35名がハッピを着ておもてなしをしました(写真2)。

2日目は、課題討議として、陸前高田市・気仙沼市・南相馬市の3市議会議長が、「震災復興と議会~現場からの報告」(写真3)をテーマに議論しました。議会が地域の声を集約し、住民と議論する中で合意形成の役割を担うという議員の立ち位置の確認と共に、今後、時間の経過に伴い被災者が少数派になり、選挙公約からも風化していく中で、国に対してもこれからが大切だと訴えていかなければならないと締めくくりました。また、この過程において議会事務局の政策能力強化と市議会議長会の役割の重要性を確認しました。

今回のフォーラム誘致にあたっては、会派として、この間の松山大会・旭川大会・岡山大会と連続参加で議長と共に働きかけをしてきましたので、開催成功の感慨ひとしおです。風評被害払しょくのためには、震災・原発事故からの復興状況を、それぞれ議員ご自身の目で確認していただき、それぞれの地元で(全国へ)発信していただきたいと思ってまいりました。福島で、市民の皆さんと一緒に食事をし、議論し、お酒を飲んでいただくことが大事です。この催しの経済効果も少なく見ても1億5千万円は上回ったものと思っております。また、雨の中、合羽を着てバス誘導をしていただいた市役所職員をはじめ、ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。