県北森林組合の新事務所が、昨年12月に福島市松川町に完成して、林業の活性化を目指す新たな拠点となっています。

県北森林組合の新事務所が、昨年12月に福島市松川町に完成して、林業の活性化を目指す新たな拠点となっています。

県北森林組合は、2007年に福島、安達、川俣、伊達の4森林組合が合併して誕生し、今までは市内岡部の旧福島森林組合の事務所を利用していましたが、老朽化して手狭になったため、今回の新築移転となりました。

 

4月21日㈭、菅野厚組合長をお尋ねして、組合はじめ林業を取り巻く最近の状況と共に、今回の新事務所移転を組合発足以来の第2の創成期と捉えて新たな飛躍を図りたいという意気込みを伺ってきました。

その後、菊田秀之専務理事に新事務所内を案内していただきました。

地元木材をふんだんに使った木造2階建ての事務所は、循環型社会を先導する木造・木質化の施設で、事務所スペース、さまざまな会議や研修に柔軟に対応できる施設になっています。

中でも、印象に残ったのは吹き抜けの玄関ホールの左右に据えられた、2本のシンボル柱です。

私の地元、町庭坂の富山地区から切り出されたという、大正時代の中ごろに植林された樹齢約100年の杉の丸太です。

どっしりとした存在感と温もりで、お客様を迎えてくれます。