高湯にあった福島市社会教育館『こぶし荘』の解体」工事に伴う説明会に出席してきました。

6月13日、高湯にあった福島市社会教育館『こぶし荘』の解体」工事に伴う説明会が、吾妻学習センター分館で開催されて出席してきました。

この『こぶし荘』は2019年3月末で廃止となりました。

経過を、前年2018年12月定例会議での当時の山田教育部長の答弁でふりかえります。

「福島市社会教育館こぶし荘は、青少年等の宿泊研修施設としてご利用をいただいておりましたが、施設の老朽化が進行し、施設利用を継続するには今後多額の改修費用が見込まれる状況にあります。また、平成18年度から指定管理者制度を導入し、民間の経営のノウハウを活用し、新たな利用者の拡大を図ってまいりましたが、年間利用団体は延べで100団体、利用者数は3,000人前後で推移しておりまして、施設改修を行っても利用者の大幅な増加は期待できないと判断したところでございます。さらに、同様の施設として立子山自然の家があることから、昨年より関係者の皆様と協議を行い、今年度末で廃止の判断としたところでございます」

この前年には、地元の高湯地区での説明会や吾妻地区での説明会が重ねられ、12月定例会議でも当時の文教福祉常任委員会で審査が行われて、本会議で廃止条例が採決されたわけです。

その後、2019年に解体工事設計業務発注予定でしたが、建材分析調査の中でアズベストが検出されたため計画変更となりました。さらに、翌年6月に実施した入札が不調。そして、今年5月に(有)小林組が落札して、6月下旬から現場工事に着手することになりました。

今回の席ではスケジュールが説明され、着工が6月28日で工事期間は今年12月10日までです。出席者からは、近隣住民や高湯を訪れている観光客に配慮しての工事車両の安全走行の要望や、跡地利用についての質問が出されました。