3月13日㈯、『古関裕而記念館』がリニューアルオープンしました。

3月13日㈯、『古関裕而記念館』がリニューアルオープンしました。昨年12月から臨時休館して、開館以来30年ぶりの総事業費約1億円をかけた大規模なものです。所管する市民・文化スポーツ部から内覧会の案内をいただいての報告です。

 

1階のサロンは、拡充された記念品の販売コーナーや視聴覚コーナーが配置されて、サロンコンサートなどが定期的に開催されるなど多目的に利用されます。

 

2階へ。ハモンドオルガンの鍵盤をイメージした螺旋階段を上がると、入り口では最新の立体音響の中で代表的な古関メロディのシャワーを浴びるかのような体感ができる「古関メロディサウンド・トリップ」コーナーが迎えてくれます。古関氏のスケッチ画を映像にして、「とんがり帽子」(写真上)「栄冠は君に輝く」「紺碧の空」の代表曲3曲が流れます。

館内(写真中)は、中央に福島駅前にあるピアノを弾く古関氏のモニュメントの原型を配置して、開放感のある中に「古関氏の足跡」、「ファミリーウォール」などの展示スペースを配しています。また、直筆の楽譜などを次の世代に継承していくため、新しい資料も80点ほど展示されています。交際をしていたころの金子夫人からのラブレターも興味が引かれました。「古関メロディが生まれた書斎」(写真下)は引き続き展示されています。

(写真は、前日12日に内覧会があり、撮影許可を得たものです。休刊日は年末年始、開館は午前10時から午後5時、入館料は一般300円・小中学生100円〉