サル被害対策の緩みに、周辺の果樹栽培農家の心配の声。
町庭坂・上戸表リンゴ団地では、この間のサル被害対策により被害が減少していましたが、昨年の収穫期頃からサルの群れがリンゴ畑に入り込むのが確認されています。
以前は注意して片づけていた落ちたリンゴを、最近、収穫後は放置しておく農家が散見されるようになりました。特に、昨年秋には収穫放棄の果樹園も出てまいりました。
今回、地区内の農家の方が、「エサを与えないことを守っている近隣の農家にとっては、サルの群れを見ると気が気でない」と心配され、相談をいただきました。知り合いの方だと、直接に話ができにくい胸の内を明かされました。
今後、「落ちたリンゴはサルの餌付けにならないよう埋めるなどの」注意の喚起と、ぼろぼろになってきているサル被害防止ネットの張替が課題といいます。
所管する農業振興課の担当者と打ち合わせをし、地区を見回っている専門員から、周辺の果樹農家へサル出没情報を伝え、注意を喚起するとともに、地域での農家の集まりで話題にしていくいただくことなどの対策を話しました。先日、地区の農業委員の方にも情報をお伝えしました。今後の会合で話を出していただくことになりました。