トラクターで耕作中に畑で陥没が発生しました。
在庭坂五十須場地内にある、以前は梨畑だった畑で、トラクターで耕作中に陥没が発生しました。幸い事故にはつながらず、レッカー車を頼んでトラクターを引き上げたということでした。5月22日㈬に庭塚東南部水利組合から電話が入り、翌23日朝、現場に関係者が集まりました。
この陥没か所から25メートルほど先に、庭塚東南部水利組合で管理している五十須場揚水ポンプ施設があり、地下水のくみ上げの影響によるものではないかとの話が出ました。
ここは1971年頃に市の農林整備課で作られた施設で、地下3メートルくらいのところに小さい穴が開いたドラム缶大の集水菅(約40m)を敷設して、近くを流れる天戸川の伏流水を集めているとのことです。地下水とともに砂等も集めてくることとなり、関連が指摘されました。今まで陥没がなかったのは、以前は梨畑だったために木の根が張って陥没が免れていたらしいとの話も出ました。早速、同日、この日の写真と地図、話の内容をまとめた資料を所管の農林整備課に持参して、説明をしました。
週明けの6月28日㈫午前中に、農林整備課3名、庭塚東南部水利組合の役員、畑所有者の紺野さんと現地での調査と打ち合わせを行いました。
今回の陥没か所の周辺にも窪地が数か所あり、農林整備課からは周辺には立ち入らないようにとの話がありました。この場においては地域の要望をお伝えしつつ、今後の対応については農林整備課の検討結果を待つこととなりました。