仙台市の国土交通省東北地方整備局へ、福島市・米沢市・相馬市・伊達市議会連絡協議会(四市協)による要望活動に参加してきました。

8月1日水曜日、仙台市の国土交通省東北地方整備局へ。福島市・米沢市・相馬市・伊達市議会連絡協議会(四市協)による要望活動に、幹事の一人として参加しました。

この日、東北地方整備局を訪ねたのは4市議会の議長・副議長・幹事合わせて27名で、午前11時には会場の仙台合同庁舎10階の会議室に集まりました。東北整備局からは、用地部長の大澤昭敏氏 (写真・右から3番目)と道路部道路情報管理官の金ケ瀬光正氏(写真・左から3番目)に出席いただき、四市協の島軒純一会長(米沢市議会議長・写真左から2番目)と副会長の半沢正典(福島市議会議長)・米山光喜(相馬市議会議長)・佐々木彰(伊達市議会議長)の4名で、大澤昭敏部長に『「東北中央自動車道(相馬~伊達~福島~米沢間)の整備促進について」の要望書』を手渡し、趣旨を説明いたしました(写真中は、要望会開始直前の東北整備局出席者との雑談時のもの)。

大澤昭敏部長からは、「東北整備局も新体制になり、よろしくお願いします」とのあいさつがあり、同席いただいた金ケ瀬光正管理官からは、「重要道路指定に向けて、これから1年くらい、有識者や地域の方を交えて協議していきます。港湾との連携が重要となってきます。今日は、ストック効果をもとに力強い説明をいただいたが、各方面に対しても皆様方の本日のようなバックアップをよろしくお願いします」と、要望書への回答がありました。

なお、今回の要望項目は、Ⅰ.東北中央自動車道(相馬~伊達~福島~米沢間)の整備促進については以下の4点です。
① 東北中央道を軸として、物流の拠点となる重要港湾相馬港、各工業団地、各流通業務団地へのアクセス路となる基幹道路等を重要物流道路に確実に指定し、平常時・災害時を問わず安全かつ円滑な輸送を確保するほか、指定されたネットワークの機能強化や重点支援を行うこと。
② 復興支援道路相馬福島道路のうち、平成31年度以降の開通目標が公表されている次の区間について、計画に遅れることなく1日も早い開通が図られるよう事業を促進すること。
■平成31年度 相馬IC~相馬山上IC間
■平成32年度 霊山IC~(仮称)福島保原線IC
(仮称)国道4号IC~(仮称)福島北JCT間
③ 復興支援道路福島相馬道路で唯一開通目標が明らかになっていない(仮称)福島保原線IC~(仮称)国道4号ICの開通目標を早期に公表すること。
④ 平成31年度の予算措置においては、相馬福島道路をはじめとする真に必要な高規格幹線道路の事業を推進するため、所要の予算を確保すること。

さらに、Ⅱ地域の暮らしを守り活性化を図る道路予算の確保について2点の要望をいたしました。要望書に合わせて、補足資料「東北中央道及び相馬福島道路の早期開通に向けたストック効果資料~開通目標に遅れることなく1日も早い開通を!」をお届けしました。
今後、8月下旬には四市議会正副議長により、政府関係各省・地元選出国会議員への要望活動が予定されています。