昨年の台風時に地元消防団から避難指示。「自宅裏の内川の氾濫が心配です。早急な対策をお願いします」

台風13号が関東・東北太平洋側にかなり接近、上陸する恐れもあるという状況の中、8月6日㈪、庄野地区のKさんから電話がありました。

家の近くを流れる内川(写真上)が昨年の台風で溢れ、消防団から避難指示が出て、大変怖い思いをされた方です。この時は幸い大事には至りませんでしたが、今回の電話では2つの問題点が出されました。
① は、上流で取水している「あづま総合運動公園外周水門」(写真の左水門・県北建設事務所管理)が長年にわたり壊れたままで開閉が効かないままだったこと。②は、自宅裏手にあるコンクリート橋について、上流側の堆積土砂がほぼ半分くらいに川幅を狭めていることでした。

今回の電話は、①の取水門の故障(写真下の左側の2連式)については、Kさん自身で知り合いの伝手(つて)を辿り、今年度の修繕予算はついたことを確認できたが、いつまでに工事がされるか知りたいということ。②についても、河川課からの土砂撤去工事の実施は確認獲れているが、その後どうなっているのかというものでした。

まず、8月7日㈫午前、県北建設事務所を訪ねて担当者に伺いました。「工事予算は確保でき、今後、10月頃には工事業者が確定すれば年度内に竣工と考えています」。その足で市役所河川課を訪ね、その後の進行状況を確認しました。そして、改めて一人暮らしのKさんが今後の台風時における内川の氾濫を心配していることを伝え、早急な作業をお願いしました。担当者からは、「実際の作業は吾妻支所の経済建設係で手配するので急がせます」とのこと。帰り道、吾妻支所の担当者と会い、状況について確認するとともに早急な対応をお願いしました。今回の台風13号には間に合わないまでも、その次の台風までには、川幅を狭めている橋周辺の堆積土砂を撤去して、Kさんの不安をなくしていただきたいものです。