もうすぐ2年。遂に、須川下流域の「護岸工事」と「中洲を取り除いての河床整正」が完了しました。

6月1日㈮夕方、県北建設事務所U課長から須川橋下流の中洲を取り除いての河床整正の工事が完了した旨の報告をいただきました(写真下)。
ようやく一連の工事が完了したことになります。早いもので「国・県・地元合同での現地視察」からもうすぐ2年になります。

話の発端は、2016年8月の台風9号の接近で大雨警報・洪水警報が発令され、須川橋下流の護岸が約50mにわたり浸食されたことでした。その後、国からの予算を待ち、災害復旧工事として2018年3月中旬には護岸の復旧工事が完成しました(詳細は前述)。
ところが、地元の消防団のNさんと現場を確認すると未解決の問題が残されていました。それは、中州の存在です。そもそも砂利や石が堆積した中州が雑木林化し、川の流れが蛇行していたことが、大雨による洪水時に護岸を崩したと思われます。今回の災害復旧の範囲では、中州が半分くらい残った訳です(写真上)。

4月13日朝8時にアポを取り、県北建設事務所のU課長を伺い、中州の完全撤去による両護岸の補強と河床整正を行わない限り、今回の護岸工事をした下流域が再び決壊する恐れが残ることを説明し、ご協力をお願いしました。そして、ついに梅雨入り前の6月1日、工事完了の電話となりました。

須川の下流域を生活する皆さんは少しホッとされたことと思います。