「中核市移行はゴールではなく、未来へのまちづくりのスタートです!」4月2日移の移行式典に参加しました。
4月1日㈰に中核市に移行した福島市は、2日㈪朝8時から市役所正面エントランスホールにおいて、中核市移行記念式典を行い新ステージの幕開けをお祝いしました。
木幡浩市長の挨拶のポイントは3つです。
① 生涯を通じた健康づくり、保健衛生、健康危機管理の拠点として自前の「福島市保健所」を設置。安全・安心で生涯いきいきと暮らせるまちづくりを推進します。
② 県から福祉や保健衛生、環境対策まで2,776の事務権限が市に委譲されて、事務処理の迅速化、相談窓口の1本化で利便性など市民サービスが向上します。
③ 福島圏域の中心都市として、広域的に利用される都市機能を強化するとともに、「連携中枢都市圏」の構築を目指して広域連携を推進し、風格ある県都を目指します。
手作り感のある「くす玉開披」まで、意外に質素な移行式典セレモニーでした。挨拶の最後に、「さあ、みなさん、中核市福島のスタートです。頑張ってまいりましょう!」木幡市長の元気な呼びかけがホールに響きました。
※ なお、これまでの中核市移行の歩みは、平成27年の自治法の一部改正による中核市指定要件が人口30万人以上から20万人以上になり、市議会全員協議会での説明・審議、中核市移行に関する市民説明と一気に進みました。平成28年には、市議会に「中核市移行に関する調査特別委員会」設置。同年6月には、福島市中核市移行基本方針、福島市保健所設置基本方針が策定され、そして遂に今日に至ります。県内では郡山・いわき市に次いで3番目です。