1月下旬、ようやく長年の要望が実を結び、庭坂霊園内の市道の雨水排水溝の一部分が完成しました。
2016年5月9日(月)午後、庭坂霊園入口に駅前町内会会長の斎藤さん、庭坂霊園管理組合の平田さんと永澤さん、吾妻支所から経済・建設係の担当者二人と私、6名が集まりました。問題個所を現場で確認するための立ち合いでした。
通常、市道は幅4メートルですが、霊園の中央を南北に走る部分だけ半分の2メートル幅でかつ雨水排水溝が設置されていませんでした。
「大雨や雪解け時ともなれば、付近の住宅に水が軒下まで流れ込み、泥濘で歩行が困難な状態となっております。また、‥‥墓参りに訪れる人も多くなり、使用頻度の高い道路となったことから是非雨水排水溝設置を」(町庭坂駅前町内会提出の「自治振興協議会提案書」から)となった次第です。
以前から出されていた庭坂霊園組合関係者の話でも、「墓地使用者は約650軒あり、春のお彼岸、夏のお盆、秋の彼岸にはお墓参りの人が集中し、約2,000人前後が水道を使用します。特に、北側の水道の排水は道路に雨水側溝がなく浸透桝のため、利用者が集中する時には水道の水が浸透桝からあふれて、通路が川のようになります」(下の写真は、2016年3月に関係者の方が説明のために、バケツの水を流して再現されたものです)
2016年5月9日の現場立ち合いをきっかけに、長年の要望が実現に向けて動き出しました。平成28年度吾妻地区自治振興協議会に地域の要望を文書で提案する中で、年度内には測量・設計が実施され、ついに平成30年1月下旬には、桝と14メートルの雨水側溝と周辺部の道路の舗装工事が完了しました。残り部分は、今後、継続事業として取り組んでいくことになりました。