11月5日、福島西部環状道路の建設促進期成同盟会の秋季要望活動に参加しました。

11月5日㈫、福島西部環状道路の建設促進期成同盟会の秋季要望活動に参加しました。11時30分から福島河川国道事務所へ、同日15時30分から東北地方整備局に要望活動を行いました。

要望内容は、①道路整備予算の確保について ②福島西道路の事業促進について(北道路の早期計画策定を含む)です(詳細は資料添付)。

5日は、会長の渡邊博美・福島商工会議所会頭と、副会長の議長代理で副議長の二階堂武文、同じく副会長の市長代理で田中政幸副市長が要望活動を行いました。 福島河川国道事務所(写真①②)では望月事務所長、岩淵副所長など7名の皆さんに直接要望をお伝えでき、続いて東北地方整備局(写真③)では、安岡副局長、宮本企画部長、 木村道路部長、栗原用地部長 の4名の皆さんに直接要望をお伝え出来ました。そして、11月22日には中央要望が行われました。

なお、これに先立ち、なお、急遽、10月22日には西道路Ⅱ期浅川トンネル工事の進捗状況確認のため現地視察をお願いしたところ快く対応いただきました。場所は、福島西道路Ⅱ期 浅川トンネル起点側(松川町)の浅川トンネルインフォメーションセンターに、萩原太郎議長(同盟会副会長)と副議長の私と、田中政幸副市長(同盟会副会長の福島市長代理)、 建設部長、建設部次長、路政課長などが集合し、福島河川国道事務所の岩渕副所長(写真④)、石垣建設監督官、施工業者担当者の方などに案内いただきました。 最初に、インフィメーションセンター前のパネルで概要説明後、センター内のモニターで、トンネル内の作業状況(写真⑤)を説明いただきました。

 

【 福島西部環状道路建設促進期成同盟会令和6年度要望主旨 】

1 西道路Ⅱ期事業の現況

○ 今年度の当初予算 R6当初62.5億円(前年度比126%、総事業費473億円)

○ 平成28年度工事着手(現場着手は29年5月)

R5 年度末時点で、【用地進捗率 99%・事業進捗率52%】

○ 浅川トンネル(1.8㎞)は下り線の進捗が500mほど。一か月ほど前までは巨礫(5m超)を破砕しながらの作業。現在は24時間体制で進めている。

道路整備予算の確保についての要望

①物価上昇でも事業量を確保するためのR7年度公共事業関係費予算の増額確保。積極的な道路整備を含む補正予算で物価高で疲弊した地方経済の下支えを。

②能登地震でも注目された高規格道路と幹線道路のダブルネットワークの構築、道の駅機能強化やICアクセス道路の整備促進による人流・物流の活性化。

③老朽化対策予算の別枠確保、強靭化 5 か年加速化対策の最終年度となるR7 年度の予算確保と対策期間終了後の継続的取組のための強靱化中長期計画の早期策定。

⑤大規模災害に即応するための地方整備局等の体制の充実・強化。

3 福島西道路Ⅱ期の事業促進と北道路早期計画策定の要望

○ 令和7年度に今年度以上の予算確保と事業の加速化をお願い

○ 浅川トンネル工事のスムーズな進行のお願い

○ 福島北道路(西道路北伸)の早期計画策定のお願い

◆相馬~福島間の交通量は相馬福島道路開通後に増加傾向(相馬福島道路と115号現道を合わせると震災前から約25%増)。

◆伊達桑折ICエリアは大規模開発計画が進行中であり、ふくしま田園中枢都市圏を構成する伊達市等との連携強化のためにも早期の計画策定・事業化が必要。

◆昨年11月15日に第1回目の社会資本整備審議会道路分科会地方小委員会が開催。現在は「概略ルートや構造の検討」の段階にあり、今年春先に沿線住民や事業者へのアンケートを実施。(参考事例として、国道4号盛岡南道路の場合、H30.9に1回目の委員会が開催され、R2.2の3回目の委員会で概略ルートが決定。R4.3月に新規事業化採択に至った。)