「今後の公共施設のあり方」について、会派と市民との意見交換会を開催

DSCF9657 5月8日㈰午後1時30分から、会派主催でアオウゼにおいて「第2回市民の皆さんとの意見交換会」を開催しました。若い方を含め市民の方が約40名参加して、今後の公共施設のあり方や市政全般について意見を交換しました。

第1部として、この間視察で訪れた3カ所の複合型の公共施設を紹介。東海市の「ユウナル東海」、大分市の「ホルトホール大分」、大府市の「おおぶ文化交流の杜」です。この中で、民間業者のノウハウを活用して経費を圧縮し、市民サービスも向上させるPFI手法の導入について紹介。

次に、過日、福島市主催で開催された「これからの公共施設のあり方等について」のシンポジュームの内容を紹介し、高度成長期に作られた多くの公共施設が老朽化する中で「公共施設の最適化の必要性」を迫られている現状について説明。今後の方向性として、行政による施設評価の実施と市民参加の場の設置により、市民との合意形成を図る重要性を確認しました。第2部は市政全般についての意見交換でした。

市民からいただいた意見では、「転勤で福島市に来たが、図書館があまりに古いので驚いた。複合施設は賛成」、「市内施設の料金が高いので、伊達ふるさと会館を使っている」、「公会堂は、市街地の活性化や復興のシンボルという視点も必要ではないか」、「民間資本の積極的な活用。人口減少の中での学校などの空きスペースの活用をすべきではないか」、「若い人にとって使いやすい施設を作ってほしい」、「中央学習センターのエレベーター設置を含めたバリアフリー化を」など、意見や要望が多数出ました。また、3月定例会議で可決された「市敬老祝金支給条例の一部を改正する条例制定の件」やごみの有料化に対する質問などもいただきました。

今回の企画そのものについては、「いろいろな意見が聞けて良かった。また、このような機会を。来ます」「意見交換の名にふさわしい会になったと思います」などと評価をいただきましたが、「時間が足りなかった」との反省も残りました。