陽が傾き、照明が入りだすその時まで、楽しめました。

11月26日は、前日までの初冬の寒さから解放されて、小春日和の中、約5000人が福島県営あづま球場に詰めかけました。お目当ては午後1時から開始の古関裕而氏野球殿堂入り記念、オール早慶野球戦福島大会でした。古関氏は国民的スポーツとしての野球に、音楽面で貢献。早稲田、慶応においても、それぞれの応援歌や早慶賛歌を作曲して、早慶戦を盛り上げてきました。

オール早慶戦は現役学生選手と社会人チームで活躍する同校卒業生の混合チームの試合で、応援団も現役+OBも加わりグラウンドの熱い戦いと応援合戦で、今年1月13日の古関氏の野球殿堂入りを祝うとともに風評払拭など福島復興へのエールを送るものでした。

試合は、7対6で早稲田が逃げ切り勝利しましたが、応援合戦が凄かった。

特に、1点先行されていた早稲田が逆転した4回表の大量6点の猛攻時の、機関銃のごとき応援の連射。8回裏の慶応の4得点の追撃を断ち切る9回表の追加点を狙う最後の早稲田攻めの全力応援(写真)。陽が傾き、照明が入りだすその時まで、楽しめました。