福島市で初めてとなる福祉型専攻科「ユニバーサルカレッジ・サラン」の入学式に来賓として出席しました。

4月2日土曜日、福島市で初めてとなる福祉型専攻科「ユニバーサルカレッジ・サラン」の入学式に来賓として出席しました。今回の福祉型専攻科は特別支援学校高等部などの卒業後、障がいがあっても「一般的な大学生のように学習できる、楽しい青春を感じられ(「案内パンフ」から)」、社会知識やコミュニケ―ションスキルを身に着けるための学ぶ機会を提供するのが目的で開所されました。

新たな学びの場「サラン」は2年制で、英語や韓国語、調理や情報教育などいろいろな教育内容とともに、「今月の青春」「大人学」「地域から学ぶ」「先輩・親・仲間から学ぶ」などユニークな学習プログラムが用意されています。講師陣は、チョン学園長の人脈を生かして、大学講師や元学校教諭など各分野の専門家の皆さんです。

今回、第1回入学式では2人の生徒が、ご両親と一緒に参加されました。学園長は、NPO法人ふくかんねっとのチョン理事長で、会場は「癒しカフェ」で行われました。

お祝いの言葉の最後に、保護者の方からの挨拶がありました。お一人のお母さまが、「福島県親の手をつなぐ会においても、福島市に福祉型専攻科が欲しいと『要望書でも出そうか』と話をしていたら、今回の開所の話を伺いました。ここまでこれたことで、涙が出るほどうれしいです」と、この日を迎えられたことに感謝されました。

この福祉型専攻科「ユニバーサルカレッジ・サラン」は、NPO法人ふくかんねっとの事務所に併設され、福島県から認可を受けた自立訓練事業を行う指定障がい福祉サービス事業所として運営されます。