対岸への流れを止めていた原因は、地下ヒューム管に詰まっていた"燃料用のペール缶”でした。事後報告です。
昨年11月28日、大笹生の折戸地区の現場に向かいました。場所は医療法人生愛会のすぐ側で、栗本堰からの用水を、サイフォン方式により八反田川の下を通して対岸の集落に流していましたが、何らかの原因で詰まり、流れが止まって困っているというものでした。地域の管理者の方と、水が流れて来なくて困っている地域の方お二人に、現場で話を伺いました(写真)。
この用水は県道折戸笹谷線との交差部分から地下をヒューム管で流していて、問題の個所には点検のための深さ約2,3メートルの垂直の点検マスがあり、詰まったのはこの先の地下のヒューム管でした。すでに、管理している福島市土地改良区へも連絡はしているとのことでした。
12月11日に福島市土地改良区で話を伺うと、前日の12月10日にカメラをヒューム管に入れて、詰まりの原因を調査。約4メートル奥の所に、燃料を入れるペール缶が詰まっているのを確認したので、今後バキュームで吸って除去する予定ですとのことでした。話の中で、今回で3回目のトラブルということで、大型のゴミが入り込まないように、入り口部分に柵を設置するとか改善が必要となりました。
今後、ゴミを取り除いたら連絡をいただけることになっていました。3月定例会議で2,3月とバタバタが続き、ようやく、福島市土地改良区の担当の方に連絡しましたら、1月下旬に除去工事を実施。さらに大型ごみが入り込まないように十字の柵を設置したとのことでした。
事後報告となりましたが、記録としてアップします。