吾妻中学校の屋外運動場のナイター設備の修理が完了。「施設開放が再開されました。ご利用ください!」
平成29年秋のこと。夕方、仕事を終わってから、吾妻中学校の屋外運動場に集合し、定期的にソフトボールの練習をしていた地域の消防団の方から相談を受けました。「夜間照明設備が半分くらい壊れていて、暗くてグランドが使えない状態」ということです。
早速、話をいただいた消防団第38分団庭塚の幹部の方に鍵を借りていただき、10月1日(日)夕方6時半に吾妻中のグランドで確認作業を行いました。1基8灯がセットになった夜間照明設備が、6基中半分の3基が故障で点灯せず、暗くて危なくてグランドが使えない状況でした。
この吾妻中の夜間照明施設の団体利用は、福島市が行っている「学校施設開放事業」の一環です。この事業は、「学校教育に支障のない範囲で市民の皆さんに開放しています。利用にあたっては、学校で事前の団体登録(10人以上で責任者が明確な団体)が必要です。開放施設は、市立小・中・特別支援学校の校庭・体育館・教室(一部対象外)で、団体登録及び使用申込手続き等は直接各学校へ」(市ホームページから)となっています。
翌日の10月2日㈪、所管している教育委員会保健体育課を伺い、地域の実情と修理についてお願いしました。電気業者の方の調査は、1月にありましたが、まず漏電ブレーカーを直した上でないと、故障の具合と修理費がいくらかかるか、その後、工事まで進むことができるかどうかは見通せない状況でした。屋外運動場の開放は4月から11月までなので、冬期間は使えませんでした。
6月8日、担当課の人事異動も落ち着いた頃と思い、昨年提出した資料を持参して、新任のH保健体育課長を伺いました。
当初の不安は外れ、修理工事は29年度末までに完了し、4月からの開放受付をしているとのことでした。工事内容は、ナイター照明の漏電ブレーカーの修理、投光器・ランプの交換、水銀灯安定器の修理などでした。早速、昨年、相談をいただいた消防団の方と、利用状況については吾妻中の教頭先生へ電話をしました。教頭先生からは、「明るくなりました。ありがとうございました」と、一言お礼をいただきました。