台風9号の被災現場を確認し、県北建設事務所へ

DSCF1235DSCF12298月22日㈪は、台風9号が接近し、福島市も午後1時55分には「大雨警報・洪水警報発表」、夜7時19分には「土砂災害警戒情報発表」がありました。降水量は鷲倉で22日24時間合計で127㎜に達し、特に山間部では大雨となりました。

高湯温泉ではスカイラインのゲート付近で、下を流れる沢の水がいっきに溢れて流れ下り、白樺荘側のスカイライン法面崩壊、高原荘わきの道路を大きく抉り取りました。

DSCF1210また、過日、国交省の河川事務所と県、地元の庭塚の消防団の皆さんと現場視察をした須川橋下流の護岸。浸食されていた危険個所が、今回の大雨でさらに大きく崩れてしまいました。視察で立った場所が削り取られで、立ち木も川側に倒されてしまいました。

今回の災害復旧の件では、県北建設事務所、福島市、吾妻支所も被災現場からの声に、直ちに災害復旧に動いていただきました。地元の消防団の話を伺い、24日午後、高湯温泉の白樺荘付近で被災現場を確認。お忙しい中、白樺荘の高橋さんから災害発生前後の状況を伺いました。

同日夕方、県北建設事務所の斎藤課長を伺い、現場写真を示しながら状況確認し復旧への取り組みを伺いました。2日間に渡り課長自身が、高湯温泉の被災現場に足を運んでいたということで、詳細な状況を聴取できました。DSCF1185また、斎藤課長からは以前から地元の消防団の河川パトロールで危険との指摘があった須川の護岸についても、今回災害復旧での対処を確認できました。なお、今後、接近が予想される台風10号の動きが心配されます。