須川の護岸決壊の恐れある危険個所を国・県・地元で現地視察!

DSCF0234地元消防団による年に1度の河川パトロールで、護岸決壊の恐れのある危険個所として指摘され、平成13年から吾妻地区自治振要望として出されている須川の護岸整備要望に転機が訪れました。

7月1日、須川橋下流の危険箇所に、消防団第38分団庭塚(紺野淳分団長)の幹部のみなさんの呼びかけで、国交省福島河川国道事務所から2名、県北建設事務所から2名が集合し、私も同行させていただき、現地視察をしました。

この区間の護岸は、未整備の上、土砂の堆積や雑木の繁茂、さらには河道の蛇行による洗掘が進み、増水時には大変危険であることを三者で確認できました。写真のように、辛うじて木の根っこで洗掘による護岸の崩落が抑えられていますが、雑木が川側に倒れ掛かっています。

県北建設事務所の管理課のS課長から「二階堂市議は対策をどう考えるか」と振られて、「福島河川国道事務所のH課長のお話のように、蛇行している川の流れを直線的に変え、中洲の砂利をえぐられた護岸の補修に使うことでしょうか。緊急的には、現在の倒木の伐採をやらないと、今後の洪水で倒木が流されて下流の橋桁に引っかかったりすると大変なことになりますね」とお答えしました。

今後は、福島市の河川課とも打ち合わせをしながら、当面、維持補修予算の中で応急処置を検討いただく方向になりました。なお、今回は、消防関係者が地元・亀岡代議士に直接、訴える中で急展開となりました。