参議院選での心の火照りが癒された90分。

7月10日午後3時から、市内小田にある曹洞宗の古刹(こさつ)「陽林寺」において、歴史講座「陽林寺の歴史と文化」を聴講してきました。講師は、県文化財保護審議会委員の守谷早苗先生です。16世紀初め、今も残る座禅石の上で只管打座する僧、盛南舜奭(しゅんせき)和尚が、西山城主・伊達稙宗(うえむね)と出会い、その後、彼の篤い庇護を受け、境域は鹿島山の鹿島神社をも含む広大なものだったといいます。

前半は陽林寺の歴史、後半は文化財がいっぱい詰まった本堂内の意匠や寺宝を解説いただきながら、500年に渡る歴史の旅を楽しみました。陽林寺の末寺として、慈徳寺(佐原)、法輪寺(庄野)、桜本寺(桜本)、東源寺(上名倉)など16の身近な寺院の名前が紹介されました。

参議院選での心の火照りが癒された90分となりました。